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日光街道 17 宇都宮宿〜18 徳次郎宿   栃木県宇都宮市

 明くる8月20日。天気はこの日も良さそうだが、午後は天気が崩れるようだ。

 今日は、残りの40kmを走る。歩きの人にとっては1日でも厳しい距離だろうが、自転車なら半日もかからない距離だ。 400mほど上ることになるが、前々日と前日に比べれば相当余裕を持った旅になることだろう。

 健康ランドをチェックアウトし、日光・奥州街道の分岐点(追分)を目指す。 今日はそこを出発地点と決めていた。

 出発地点に向かう途中、下野国一宮である二荒山神社に立ち寄る。 境内までの参道である、100段ほどの階段を頑張って上る。2日間で200kmの移動の疲れは、足に少し来ているようだ。 平日朝9時の神社には、何人か参拝の人が見受けられた。交通安全を祈願する。

 日光街道と奥州街道の追分にやって来た。 そこには一応「日光街道と奥州街道の追分」と書かれている案内板があった。 文字の部分は相当薄くなっていたので、宇都宮市教育委員会は、ぜひ新しい案内板に作り直して欲しいものである。

 追分から日光街道を1kmほど進んだコンビニで、朝御飯にすることに。 好物のツナマヨおにぎりは売り切れだったが、代わりに納豆巻きがあったので、購入。 それから、目についた某白ブドウの清涼飲料水を、今日の旅のお供の飲み物に決めた。

 朝食後、再出発。旧日光街道である国道119号を進む。 国道119号は当初片側2車線だが、途中から並木ありの片側1車線になる。 その並木は、はじめは桜並木だったが、途中から杉並木に変わっていった。

 残念ながら旧日光街道は、車道はあまり広いとは言えない。 交通量もそこそこ多く、車道を走るにはかなり気を張ることになる。

 ただし歩道はかなり広かったので、歩道をのんびりと走ることにした。 街道歩きの人にとっては、歩き甲斐のある道だと言えよう。

 宇都宮北道路と東北自動車道の高架を過ぎてしばらくすると、徳次郎宿のあった場所に着く。 ここまでわずか10kmほどだったが、歩道をゆっくり走ったので、ここまで1時間もかかってしまった。



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