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51 石部宿〜50 水口宿   滋賀県湖南市(旧石部町)〜滋賀県甲賀市(旧水口町)

 石部宿は「京立ち石部泊まり」と言われていた通り、京から江戸へ向かう旅人が最初に泊まる宿場だった。

 JR草津線の石部駅の辺りで国道1号から離れ、江戸時代当時の面影を探す。 すると、湖南市役所の西庁舎、旧石部町役場の近くに石部宿案内板があった。 それによると、いしべ宿驛というものがあるらしい。

 そこへ行ってみると、建物は江戸時代の様子が簡単に再現されていた。 周辺の旧街道には古い町家が軒を連ねており、江戸時代のの雰囲気がある街並みが残っていた。

 再び国道1号に戻る。この道はトラックが多い。自転車にはけっこうつらい道だ。

 5年ほど前に新名神高速道路が滋賀の草津から三重の亀山に伸びたので、 恐らく大型のトラックは少なくはなっていると思うのだが……しかしそれでも多く感じる。 当然、スピードが自動車と比べて遅い自転車は邪魔者扱いを受ける。 致し方ないので、なるべく邪魔にならないように、そして事故に巻き込まれないように気を付けて走るしかなさそうだ。


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