23 島田宿〜22 藤枝宿 静岡県島田市〜静岡県藤枝市
大井川を渡ったので、ここから駿河国に入る。島田宿に到着。 ここには、当時の建物が復元された大井川川越遺跡がある。場所を地元の子供連れの女性に聞き、そこへ向かう。 大井川川越遺跡は、小規模ではあったが当時の街並みが再現されていた。。 川越の値段は時々刻々と変わる大井川の水位によって変わったので、 その渡し賃を決定する川庄屋の家などが復元されていた。 ここで、雲行きが怪しくなってきた。さっきまで晴れていたというのに。 30分以上の金谷でのタイムロスも加えて、ちょっと急がないといけないようだ。 大井川川越遺跡の雰囲気を楽しみつつ、先へ進む。 大きな道をたどっていくと、国道1号に戻ってきた。 しばらくアップダウンは皆無で、スピードが出た。 もう170km近く走っていると、疲れているのかそうでないのかはもうどうでも良くなってくる。 車通りも少な目だったので、道路の走りやすさに気分は高揚してくる。 そうなるともっと調子が出てくる。「ランナーズハイ」に近い状況だ。 疲れを忘れているので危険ともいえるが、 あと30?ほどなら大丈夫だろう。そんな調子で、藤枝市に入る。 藤枝市は大正時代からサッカーが盛んな街で、 藤枝市役所や藤枝東高校のサッカー部は全国大会で優勝を何度もしているほどだ。 東海道本線藤枝駅の近くで、国道1号の案内標識に初めてゴールの東京の文字が。 ここ藤枝からはあと205km。まだまだ遠いが、一応ゴールが見えてきたということで、テンションが上がる。 それから間もなく、国道1号200kmポストが現れた。今朝愛知県豊川市の300kmポスト、 そして昼過ぎに天竜川の250kmポストを通過してきたのだった。ずいぶんと遠くまできたものだ。 |
24 金谷宿へ戻る 東海道表紙 22 藤枝宿へ進む