38 石和宿〜37 栗原宿 後半 山梨県笛吹市(旧石和町)〜山梨県山梨市
朝7時前に目覚める。体を起こすために、寝起きのストレッチをする。足の疲れは、一昨日よりはかなり良くなったようだ。 この日は昨日のツケを払う日。3つの上りを越えなければいけない。 甲州街道最大の難所の「笹子峠」、大月〜上野原間の「山集落(犬目宿・野田尻宿・鶴川宿)」、そして神奈川県と東京都の境の「大菩薩峠」。 いずれも疲れた身体には大変な道だ。 お金を支払い、荷物をまとめていざ出発。前日と同じように、この日も晴れていた。 朝食に某グローバル企業のハンバーガー屋のマフィンを食す。 それから前日通ってきた無料の足湯・そして石和宿の本陣跡を通過し、旧甲州街道に大体沿った国道411号を東へ進む。 平成の大合併でできた笛吹市。その市の名前の由来になった笛吹川を渡る。 早朝のサイクリングは気持ちが良い。それが川沿いの道ならなおさらだ。 もう一度笛吹川を渡れば、山梨市に入る。こちらは平成の大合併で新しくできた市ではない。 山梨県の県庁所在地は甲府市だが、山梨市も存在する。他の例としては、岩手県に岩手町、栃木県に栃木市がある。 小学生の時に47都道府県とその県庁所在地を覚えるのに苦労したが、 「県名と県庁所在地名は違うところには、県名と同じ市町村名はない」というのは必ずしも正しくないのでご注意を。 きれいに整備された道なので旧甲州街道を走っているか疑わしくなったが、所々に旧甲州街道を示すものがあった。 今日初めての宿場、栗原宿が近づいてくる。 |
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