61 醒井宿〜60 柏原宿 滋賀県米原市(旧米原町〜旧山東町)
また醒井の名の由来にもなった「居醒(いさめ)の清水」という湧水が旧中山道の近くの神社の池で湧き出ているが、 ここではその水系の湧水をタダで汲むことが出来る。ありがたく頂戴し、これからの旅の飲み水を手に入れた。
その川の向かい側には「醒井宿資料館問屋場」があった。問屋場(といやば)とは宿場で荷物の引継ぎを行ったり 大名などに人足や馬の提供を行ったりする場所のこと。完全な形で残っているのはほとんどないらしい。 入場無料ということもあり、軽く見学していった。
そのまま旧道を進むと国道にぶつかったので、再び国道21号に戻って東へ進む。 案内標識によると、関ヶ原まで11kmで大垣まで25km。つまり岐阜まであと40kmほどの距離ということになる (実際はこの通りにはならなかったのだが……)。
旧道に入ったところには石碑があった。それには、ここより手前1km弱ほどの梓(あずさ)という集落は、 江戸よりはるか昔の律令時代からあった東山道の横河駅があった場所だとある。 もちろんここでの駅は鉄道の駅ではなく、荷物などを引き継ぐために馬とか人夫とかを置いた場所のこと。 飛鳥や奈良時代からこの辺りは道だったようだ。
しばらく行くと古い家が立ち並ぶ集落が見えてきた。近江国の最後の宿場、柏原宿である。 |
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