本庄の宿場が近づいてきた時点で、新道(国道17号)から旧道(旧中山道)に移ることにした。
移る際は、自分がどこにいるか分からなくならないように、分かりやすい道を通るのが鉄則。幸い、国道462号という分かりやすい道があったので、それを経由して旧道に移動した。
ほとんど迷うことなく、旧道に移ることができた。間もなく、本庄の宿場があった場所に到着。
本庄は、江戸時代前期以降は天領(江戸幕府の直轄地)であり、商業の街として、幕末から明治にかけては繭の集積地として大いに栄えた。そのため、本庄宿は中山道の中でも有数の規模を誇る宿場であり、江戸時代末には69の宿場の中で最大の宿場となった。
そんな本庄宿を散走していると、明治時代の繁栄を偲ばせる、レンガ造りの建物も見受けられた。
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